行政書士事務所のプリンタ・複合機選び|A3対応とFAXで効率が変わる

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開業準備でけっこう悩むのが「プリンターをどうするか」。 昔は「A4モノクロのレーザーが一台あればいい」と言われていましたが、 実際に行政書士の仕事を続けてみると、A3を扱う場面が思っていた以上に多いことに気づきます。 この記事では、最初の一台の考え方と、今どきコスパのいいA3複合機を、私の実感を交えて紹介します。

まずは「A4モノクロレーザー」でも十分スタートできる

行政書士の日常業務は、A4サイズの白黒文書を刷ることがいちばん多いです。 委任状、請求書、控え、ちょっとした案内文——こういう書類が中心のうちは、 印刷コストが安く、文字がくっきりして速いレーザープリンターが向いています。 開業したてで予算を抑えたい時期は、まずここから始めても問題ありません。

大型の複合機をいきなりリースする必要はありません。 自分の事務所にどんな機能が要るのかは、仕事を回しているうちに見えてきます。 最初の数か月は、A3やカラーが必要なときだけコンビニのコピー機で済ませる、という割り切りも十分アリです。

でも実は——行政書士はA3を扱う場面が多い

机に広げたA3の申請書類と図面、横にコンパクトな複合機の水彩イラスト
行政書士はA3サイズの申請書類や図面を扱う場面が意外と多い

やってみると分かるのですが、行政書士が触れる書類にはA3様式がけっこう紛れています。 建設業許可や産廃、各種許認可の申請書、定款や図面(位置図・配置図)など、 「これA3じゃないと収まらない」という場面が意外と出てきます。 そのたびにコンビニへ走るのは、地味に時間を食いますし、控えを取るのも面倒です。

ここがポイント 事務所にA3対応の複合機が一台あると、申請書の作成・コピー・控えの保管が机の前で完結します。 「A3が刷れる・取り込める」だけで、申請業務のストレスがかなり減ります。 最初はA4機で始めて、仕事が増えてきたタイミングでA3複合機に切り替える—— この順番がいちばん無駄がないと感じています。
行政書士でA3が出てくる主な場面 建設業許可や産廃などの申請様式、位置図・配置図といった図面、定款や契約書の見開き――こうした書類は「A3で作る・コピーする・控えを取る」場面が意外と多いです。事務所にA3機が一台あると、この一連の作業が机の前で完結します。

コスパで選ぶA3複合機——おすすめ2台

昔はA3複合機というと高価で場所を取るイメージでしたが、今はインクジェットでコンパクトな機種が増え、 一人〜少人数の事務所でも手の届く価格になりました。私が「コスパがいい」と感じている2台を挙げておきます。

2機種をひと目で比較

項目ブラザー MFC-J7100CDWエプソン PX-M6711FT
タイプA3インクジェット複合機A3ノビ・エコタンク搭載
FAX
ADF(自動原稿送り)○(最大50枚)
自動両面印刷
Wi-Fi/有線LAN○/○○/○
ランニングコスト標準低い(大容量エコタンク)
こんな人にまず1台そろえたい開業初期印刷枚数が多い・長く使う

※仕様はメーカー公表値(ブラザー/エプソン)に基づきます。価格・在庫は変動しますので、最新情報は各販売ページでご確認ください。

① まずは1台、という人に:ブラザー MFC-J7100CDW

A3対応のインクジェット複合機で、FAX・ADF(自動原稿送り)・自動両面までひと通り入って、 この価格帯はかなり優秀です。「とりあえずA3もFAXもこれ一台でまかないたい」という開業初期にちょうどいい一台。 省スペースで、最初の事務所にもなじみます。

ブラザー MFC-J7100CDW(A3インクジェット複合機)

ブラザー MFC-J7100CDW(A3インクジェット複合機)

FAX・ADF(自動原稿送り)・自動両面までひと通り入ったA3機。「まずこれ一台」で開業初期をまかないたい人に向いています。省スペースなのも助かります。

② 刷る量が多いなら:エプソン PX-M6711FT(エコタンク)

こちらはA3ノビ対応のエコタンク搭載モデル。本体価格は上がりますが、 大容量インクでランニングコストが低く抑えられるのが強みです。 申請書のコピーや控えで印刷枚数が増えてくると、1枚あたりのインク代がじわじわ効いてきます。 「これから扱う件数が増えそう」「印刷が多い業務をやる」という人は、長い目で見てこちらがコスパで有利になりやすいです。 FAX・スキャン・コピーもそろっています。

エプソン PX-M6711FT(A3ノビ・エコタンク搭載)

エプソン PX-M6711FT(A3ノビ・エコタンク搭載)

エコタンク搭載で、刷る枚数が増えるほどインク代の差が効いてきます。図面や申請書をよく出す業務を見込むなら、長く使う前提でこちら。

迷ったら、この基準で選ぶ

どっちを選ぶ?早見
  • まず初期費用を抑えて一式そろえたい → ブラザー MFC-J7100CDW
  • 印刷枚数が多い・長く使ってコストを下げたい → エプソン PX-M6711FT(エコタンク)
  • FAXもA3も必要 → どちらでもOK(2台ともFAX・A3対応)

FAXは「まだ」必要——とくに自動車関連の業務

「いまどきFAX?」と思うかもしれません。実際、ネットFAXサービスも普及していて、 業務によっては紙のFAX機がなくても回ります。 ただ、自動車関連の業務をやるなら、FAXはいまだに現役です。 車庫証明や出張封印などのやり取りで、相手先からFAXを求められる場面が残っています。 こうした業務を視野に入れているなら、FAX機能付きの複合機を選んでおくと安心です。 上で挙げた2台はどちらもFAXを備えているので、その点でも開業時の一台に向いています。

ADF・両面・スキャン・Wi-Fiも見ておく

行政書士の仕事は、受け取った書類をデジタル化して保存する場面がとても多いです。 そこで効いてくるのがADF(自動原稿送り装置)。何枚もの書類を一気に取り込めるので、 一枚ずつガラス面に置く手間がなくなり、作業効率がはっきり変わります。 両面スキャンできるADFが理想ですが、予算が厳しければ片面ADFでも十分役立ちます。

印刷も、自動両面に対応していると控えや資料づくりがぐっと楽になります。 さらにWi-Fi対応なら、ノートパソコンから直接印刷でき、配線に縛られず席を選びません。 今回のおすすめ2台は、このあたりの機能もカバーしています。

整った事務所の机まわりと観葉植物、朝の光の水彩イラスト
置き場所も含めて決めておくと、開業初日から落ち着きます。

メーカーはどこがいい?

複合機の主なメーカーはブラザー、キヤノン、エプソンなど。それぞれ得意分野があります。 私個人はブラザーの扱いやすさが好みですが、これは好みの話なので、 インクのランニングコストや本体サイズ、欲しい機能で選んでもらえれば大丈夫です。 「絶対この一社」と決め込む必要はありません。

まとめ

開業初期はA4モノクロレーザーから始めてもいいですが、行政書士はA3を扱う場面が思った以上に多い。 だからこそ、A3対応・FAX付き・ADFありの複合機を一台持っておくと、申請業務がぐっと楽になります。 まず手堅く始めるならブラザー MFC-J7100CDW、刷る量が増えそうならエコタンクのエプソン PX-M6711FT。 自分の業務量と扱う書類に合わせて、無理のない一台を選んでください。

※価格・在庫・仕様は変わります。最新の情報は各販売ページでご確認ください。本記事は機種選びの考え方を紹介するものです。

——ヒロやん

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——ヒロやん